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SOLA株式会社と南相馬市・福島県との関わり方
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南相馬市復興計画
SOLA株式会社と南相馬市・福島県との関わり方。

 SOLA株式会社は3.11の福島第一原発の事故が起こったときに、その後の人の生き方、エネルギーのあり方に対して、私たちなりの方向性を示そうと思ってできた会社です。
南相馬市の場合を例に、どうあるべきかについては「南相馬市復興計画へのパブリックコメント」をお示ししました。
南相馬復興計画(小田々案)に詳しく書いてあります。

 その意味する所は、「本来は国や電力会社の責任で一旦福島県(それ以外の放射能汚染地域も含む)の人々を「将来に渡って放射能の健康被害が防げる所」に疎開する手立てを行い、同時平行で将来その避難地域の文化やコミュニティーが引き継げる施策を講じるべきだ。」と言う事です。
その間に、避難地域の保全を行うために自然エネルギー産業を興し、エネルギー自給社会のモデルケースを実現しようというのがSOLA株式会社の役割だと位置づけております。
そして決まったとしても疎開は強制できるモノではありません。人それぞれの価値観の中で故郷に住み続けたいあるいはそこに行って復興を助けたいという人もいるでしょう。

 その為にSOLA株式会社は産業を作り雇用を産み出すお手伝いをしようと考えております。
放射能汚染で一定期間使えない土地に太陽光発電を始め、自然エネルギーの生産設備などを作ることで地権者にも一定の収入が得られる方法を提案したいのです。除染についても植物による除染とその植物をバイオ燃料にし、地域内でエネルギー自給率を高める事でエネルギー循環社会を創り、農業とエネルギー産業を調和することで、町づくりの先進例にしたいと考えております。

 SOLA株式会社は、戸建ての持ち家がない、有っても条件が悪い、あるいはまとまったお金が無くて太陽光発電を設置できないなどの多くの人たちに、「一口500円の小口からでも参加できる市民発電所と言う形でメガソーラーを設置し、広く市民、国民あるいは世界中の人がシェアしましょう。」と提案しております。

 SOLA株式会社は本社を南相馬市に事務所を間借りし登記してありますので、南相馬市や福島県に税金を納めることにいなります。
しかし、私自身も放射能への恐れがあり、仕事のほとんどは東京で行っております。元々有機農業をしていた私には東京の空気・水にある化学物資でさえ気に掛かります。

 今後、太陽光発電所などの設置も増えてくれば、南相馬市民や福島県民を雇用する事になると思いますが、その基準は今後子供を産む予定があるかどうかなどによって、放射線の高い所での作業と全国何処に居てもできる仕事の企画・営業・設計・事務などは就業希望者の意思を尊重しながら配置したいと考えております。ですから、故郷を離れ避難している人たちの一助になればと考えております

 放射能被害を心配する人たちからは、南相馬などの放射能線量の高い所で仕事をさせるべきでないという意見もあります。
地元の人たちからは早く雇用の場をと言う希望もあります。
SOLA株式会社は具体的にどう事業を進めるかでそれらの意見や希望に対する答えを模索していこうと考えております。

 小さなベンチャー企業ですので急に大きな雇用はできませんが、まずは近日中にノルマのない成果報酬型営業員(アフィリエイト)を募集しようと考えております。
東北大震災被災者、放射能被害の避難者についてはその報酬率を高く設定する予定ですので、お役に立てて頂ければ幸いです。

SOLA株式会社はエネルギー産業の分野で、物作りや行動を通して有るべき永続的な未来を創ろうと考えております。

どうぞご理解ご協力お願い致します。

SOLA株式会社 CEO 小田々豊

2013年3月28日
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